
最近、我が家でも軽い積雪がありましたので、Starlink Miniが融雪モードに切り替わっているのか気になり、実際に確認してみました。
積雪の状況
積雪があった時の状況はこんな感じです。

融雪モードは自動設定
Starlink Miniの融雪モードは、特に設定をしなくても自動で作動します。雪が積もっても心配することなく使えるのが特徴です。実際に積もった雪がどうなるか見てみたところ、雪が溶けて水滴がしたたる様子が確認できました。おそらく、積もった雪が自然に溶けていったのでしょう。

上から見ると、このように雪が溶けていくのが分かります。融雪モードが自動的に働いて雪を溶かしていると考えましたが、消費電力を確認してみても、特に変わった様子はありませんでした。どうやら、軽い積雪であれば、特に融雪モードをオンにしなくても、使用している消費電力で自然に雪が溶けるようです。そのおかげで、通信の安定性にも問題はありませんでした。

手動で融雪モードをオンにしてみた
試しに手動で融雪モードをオンにしてみました。すると、消費電力が一気に 58W に増加しました。融雪モードをオンにすると、かなりの消費電力が必要であることが分かりました。

Starlink Miniの消費電力について、45WのUSB PD対応アダプターでも使用できるという話を耳にしたことがありますが、融雪モードを使うと 58W も消費します。そのため、豪雪地帯では45W PDアダプターでは融雪機能が十分に発揮できない可能性があります。私の住んでいる地域では、そこまで雪が多くないので大きな問題にはなりませんが、注意が必要です。

まとめ
- 軽い積雪でも、Starlink Miniは自動で雪を溶かす機能が働くことが確認できました。
- 融雪モードをオンにすると、消費電力が 58W に増加します。
- 豪雪地帯では、45W PDアダプターでは融雪モードをフルに活用できない可能性があるため、 100W のPDアダプターが必要になるかもしれません。
これからの季節、積雪の多い地域では融雪モードの使い方に少し気を使う必要がありそうですね。