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Starlink Miniを導入して試してみた!

この記事は約3分で読めます。

Starlink Miniは、SpaceXが提供する衛星インターネットサービス「Starlink」のコンパクト版です。従来のStarlinkよりも小型で持ち運びやすく、車内やホテルの部屋、キャンプ場など、さまざまな場所でインターネットに接続できます。

Starlink Miniの特徴

  • 小型・軽量:コンパクトなデザインで持ち運びに便利。
  • 高性能:最大ダウンロード速度100Mbpsを実現。
  • 簡単設定:電源を入れるだけで、数分でインターネットに接続可能。
  • 広範囲な通信エリア:衛星ネットワークにより、国内外どこでも接続可能。
  • モバイルバッテリー対応:USB-PD対応で、ポータブル電源でも利用可能。

2025年1月末から日本でサービスが開始され、提供されるプランは「ROAM 50GB」と「ROAM 無制限」。基地局を経由せずに衛星と直接通信できるため、山岳地帯や離島などでも安定した接続が可能です。特に災害時に通信インフラがダウンした際の緊急通信手段としての利用が期待されています。

Starlink Miniのセットアップ手順

注文から約4日で到着し、内容物は非常にシンプルです。本体サイズはA3程度で、特に複雑な組み立ては不要です。

① 開封と内容物の確認

箱を開けると、以下のものが入っていました:

  • Starlink Mini本体
  • 電源アダプター
  • DC電源ケーブル(15m)
  • 設置用スタンド
  • 簡易マニュアル

② 設置場所の選定

Starlink Miniは、空が広く見える場所に設置する必要があります。建物や木などの障害物が近くにあると、通信が不安定になる可能性があるため、できるだけ開けた場所を選びます。今回は屋外に設置し、電源は屋内から延長して確保しました。

③ 電源ケーブルの接続

付属の15mのDC電源ケーブルを使って、以下のように接続します:

  1. ケーブルをStarlink Mini本体に接続
  2. もう片方を電源アダプターに接続
  3. 電源アダプターをコンセントまたはポータブル電源に接続

今回は、停電時に利用するためポータブル電源(Anker C1000)を使用しました。

Screenshot

④ Starlink Miniの向きを調整

設置した後、アンテナの向きを調整します:

  • アンテナが建物や障害物に向いていないか確認
  • 空が広く見える方向にセット
  • 角度を調整し、できるだけ空に向ける

最初は林側に向けてしまい、通信が不安定でしたが、空に向け直すとスムーズに接続できました。

⑤ スマートフォンアプリでセットアップ

Starlink専用アプリをスマートフォンにインストールし、以下の手順で設定します:

  1. アプリを起動し、「セットアップを開始」を選択
  2. Starlink MiniのWi-Fiに接続
  3. 「設置場所の確認」機能を使い、通信環境をチェック
  4. 問題がなければ接続を完了

アプリに従って簡単に設定が完了し、通信状態の確認や最適なアンテナ向きのアドバイスも受けられました。

⑥ インターネット速度の確認

セットアップ完了後、インターネット速度を計測したところ、下り100Mbps超えを確認。衛星インターネットとは思えないほどの高速通信が実現できました。

Screenshot

Starlink Miniを使ってみた感想

持ち運びやすさと高性能を両立しており、実用性が大幅に向上した印象です。災害時の利用はもちろん、登山や釣りなどのアウトドアシーンでも活躍しそうです。さらに、Starlink MiniはUSB Type-C(USB-PD)対応のモバイルバッテリーから電源供給が可能で、これによりコンセントがない環境でも利用できるため、活用の幅が広がります。次回は、モバイルバッテリーを使った運用について詳しく紹介する予定なので、興味のある方はぜひチェックしてください!

Starlink公式サイト  starlink.com/roam